東京虎ノ門・麻布台地区に広がる麻布台ヒルズ。当社は街全体のエントランスとなるエリアの植栽工事を担当しました。‘地球が盛り上がったような’ユニークな低層棟の屋上緑化は、どのようにして植栽基盤を安定させるかの検討を重ね、あたかも元々そこに山があったかのような風景を実現しています。

敷地全体の仕上りバランスを最適なものにするため、園路の高さ(勾配)設定や土の移動量調整に注力しました。また、高さ10mのシンボルツリーを始めとする種類豊富な高木植付の際は、架空線が低い・動線が狭いなどの難関に対し、工事関係者の知恵と技術で乗り越えることが出来ました。

世界遺産の二社一寺に近く、日光田母沢御用邸記念公園に隣接したこの地の歴史と自然を反映した落ち着きのあるホテル外構と周辺の自然と調和のとれた植栽となっております。この石積も現地の発生材を利用した、まさに周辺と調和し自然に溶け込む日光の原風景となっています。

メインのケヤキ、サクラの植栽位置が樹形を含めて植栽帯の中心に来るように納得行くまで確認してから植えました。

設計の基本コンセプトは「大人の隠れ家」。造園計画は現地の発生石材（噴火由来石材）を利用した外周石組み、落葉樹中心の配植と針葉樹による隠蔽性の確保。地被類は郷土種を中心に計画・調達。

露天風呂を新設するにあたり既存の流れを活かしつつ露天風呂との調和を大切に石組みを組み直しました。
自社の設計・施工で、お客様から高評価を戴きました。

企業ロゴを屋上緑化にて表現。建物前面のアトリウム空間と合わせ、高い意匠性が実現されています。